スポンサーリンク
『99.9-刑事専門弁護士-』
松本 潤 主演
巨大な権力と闘う弁護士の物語!!
「99.9-刑事専門弁護士-」
第1話のあらすじ・ネタバレと感想を書いていきます。
「99.9-刑事専門弁護士-」第1話あらすじ・ネタバレ
第1話ストーリー
刑事事件専門チーム
深山大翔 (松本潤) は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。
パラリーガルの 明石達也 (片桐仁) とともに、裁判の帰りのことだった。
あぶない運転で交差点を曲がる車をよけたら、うっかり携帯を道に落としてしまう。
運悪く携帯は車に踏み潰されて、グシャリ。
「こら~その高級車」
車は止まり運転手は降りてきたので、大翔が踏み潰された携帯を見せるが。
「傷はついていない、心配いらないよ、学生さん」と言い残し、去って行く。
二人は、何なんだ、この勝手おじさんはと呆れ返る。
そんな中、、オープンカフェの前を通る。
あ~珈琲飲みたいな~と達也は言うが、お金ない。
大翔の弁護士活動を手伝う、パラリーガルの達也は、20年間司法試験に落ち続けている。
もう、お金にならない弁護はやめようよと、大翔を説得している時だった。
一人の紳士から声を掛けられる。
その男は、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦 (岸部一徳)だった。
斑目は、社会貢献の名目で刑事事件専門チームを新設していた。
大翔の何度も無罪を勝ち取っている実績を買い、彼をヘッドハンティングする。
年俸3000万、パラリーガルの達也と共に大翔は引き受けることになる。
そんな折、斑目は新設するメンバーを集めていた。
彼は、斑目法律事務所の佐田篤弘 (香川照之)にも声を掛ける。
佐田は、大企業の顧問弁護士を務め、巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。
「金にならない刑事事件は私はやりません」と、佐田は拒否する。
刑事事件専門チームは、斑目が弁護士会の会長の座を狙うポイント稼ぎ。
それも見ぬいていた佐田は、付き合う気もないですと取り合わないが。
1年後のマネージングパートナー昇格(事務所の経営)を条件に、渋々異動を了承させる。
その時、大翔が部屋に入ってくる。
大翔は割れた携帯を見せながら、笑っている。
佐田は「おまえ~何しに来たんだよ」と言う中、大翔は弁護士であることを明かす。
「おまえ、弁護士だったのか~」
佐田は、部下となる大翔に敵意を持つ。
そしてもう一人、立花彩乃 (榮倉奈々) も、斑目の命令により異動してくる。
彼女も民事専門だったが、全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになった弁護士だった。
佐田が刑事事件ルーム室長。
パラリーガルは、明石達也・大翔担当、藤野宏樹(マギー)・彩乃担当、戸川奈津子(渡辺真起子)・佐田担当。
これでメンバーは揃った。
ちなみにパラリーガルとは、弁護士の仕事を補佐する人である。
事件の概要
そんなチームのもとへ、さっそく事件の弁護依頼が舞い込む。
佐田は「お手並み拝見と行こうじゃないか~」と大翔に任せることにする。
依頼人は、都内で運送業を営む赤木義男
事件の被害者は、流通業界の風雲児としてメディアを賑わすネットショップmaxV社長・塙幸喜。
赤木義男が塙の命を奪った容疑者として、逮捕される。
赤木は酒に酔っていて事件当日の記憶がなく、事件の関与を完全否定し、無実を訴えている。
だが、検察庁の調べによると、指紋のついた凶器や防犯カメラの映像などの、動かぬ物的証拠がある。
動機に関しても、赤木は被害者から仕事の契約を一方的に打ち切られており、それが十分な動機となる。
誰が見ても、赤木が犯人である条件が揃っていた。
検察は有罪確実な案件しか起訴しない。
それにより、日本の刑事事件は起訴されると99.9%有罪になる。
大翔は彩乃と、赤木の接見に行くことに。
赤木は事件の夜、酒を飲んで酔が回りそのまま寝てしまい、目が覚めると朝だった。
テレビを付けると、塙社長が襲われ命を奪われたニュースが。
数日後、警察が来て任意で同行され、取り調べられる。
事務所の引き出しから凶器が見つかったので、任意で行ったのに、そのまま逮捕される。
決定的な証拠は、凶器からは赤木の指紋も検出され、塙宅の防犯カメラにも赤木の姿が映っていたこと。
だが、赤木はあの夜、事務所で寝ていて全く記憶がなかったと言い張る。
しかし、証明する人間はいない。
やっていないんです~信じて下さいと、彼は訴えるが……
証言
赤木が逮捕された証拠は、指紋のついた凶器と防犯カメラの映像。
刑事事件チームは、防犯カメラの映像を見ると、確かに赤木の犯行と思える。
彩乃らは、どう見ても赤木の犯行で、真実は明らかだと言うが。
「真実は100人いたら100通りあるが、起こった事実はひとつだけ」
大翔はそう言い、現場に向かう。
防犯カメラには、赤木の顔が映っていない。
なぜ、侵入者の顔が映る防犯カメラのセッティングがないのか?
大翔は疑問に感じる。
翌日、大翔らは赤木が営む運送会社を訪れる。
事件の夜、8時前には社員は帰宅しており、赤木のアリバイを立証する人間はいない。
その日の午後、maxV社長・塙が来て、契約の打ち切りを告げに来ていた。
赤木は、高血圧の薬を朝昼晩と飲んでいる。
他になにか変わったことはと、大翔は聞くと。
50mも離れていない所で、火事が発生していた。
maxVの会社に行き、社員に確認すると、赤木の評判は良かった。
さらに消防署にも行き、火事で15台の消防車が出動していることを確認する。
小さな事も見逃さないで、徹底して証言を集めていく大翔だった。
防犯カメラの検証
大翔は、集めた証言を検証していく作業に入る。
刑事事件ルームが狭いので、勝手に佐田のルームを使って資料を壁一面に貼りまくる。
気になるのは、火事。
事件の夜、15台も消防車が来てうるさかった筈なのに。
なぜ、赤木は起きなかったのか?
事務所にいなかったか、睡眠薬で眠らされた可能性もある。
赤木は、毎日高血圧の薬を飲んでいる。
その事を知っている人物が、睡眠薬と入れ替える。
そして、赤木に成りすまして防犯カメラの映像に映るように偽装する。
翌朝、大翔は防犯カメラの映像を再現する、大掛かりな準備をする。
そんな中、誰が僕の部屋を勝手に使ったんだと、佐田は激怒する。
斑目も来て、今回はやらせてみましょうと、大翔を援護する発言をする。
最初、達也がやって見るが、どうしても顔が映ってしまう。
一同が見守る中、大翔の出番だ。
彼は、防犯カメラの映像と全く同じように行動していく。
そうすると、顔は見えないがどう見ても行動は不自然となる。
防犯カメラの角度や位置を把握し、何度も練習しないと出来ないものだった。
翌日、大翔と彩乃は担当検事に面会に行く。
担当検事は、丸川(青木崇高)だった。
赤木は何者かに睡眠薬を飲まされて、眠らされていた。
防犯カメラの映像は、赤木に成りすまして誰かが偽装した可能性もある。
検証した資料を渡すが、丸川は否定する。
事件の夜、社長・塙の妻が赤木を目撃していたと、言い出す。
犯行時刻の10分後、塙邸の近くのガード下。
会社のジャンパーを着た赤木に、彼女は声を掛けたが赤木は逃げ出している。
続きは~2ページヘ
LEAVE A REPLY